一条工務店のロスガード90について徹底解説!性能や気をつけたいことを分かりやすく紹介

一条工務店_ロスガード_アイキャッチ 一条工務店

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「一条工務店のロスガード90って聞いたことはあるけど一体何?」と疑問思っていませんか?

かとうさん
かとうさん

私も実は全く知らなかった一人です。

ロスガードは窓を開けず、お家の空気をきれいにしてくれる計画換気の設備。

この機能、お家の空気をきれいに保つためには侮れない機能なんです。

そこでこの記事では、一条工務店のロスガードについて詳しく紹介していきます。

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一条工務店のロスガード90は窓を開けなくても換気できる換気システムです!

一条工務店_ロスガード_ロスガード

家の換気システムには3種類の仕組みの違いがあります。

給気(外気を取り込む) 排気(空気の排出)
第1種換気 換気扇 換気扇
第2種換気 換気扇 自然給気
第3種換気 自然給気 換気扇

一条工務店のロスガード90は第一種換気に位置します(住宅メーカーにより換気システムは異なる)。

<換気システムとは>
窓を開けなくても換気装置によって空気の入れ替えを行えるシステムのこと。

2003年に建築基準法により、住宅の24時間換気が義務付けられました。
というのは気密性の高い家が多く、シックハウス症候群へのリスク避けるためです。

一条工務店のロスガード90は、給気・排気とも機械換気で強制的に行うので効率的に空気の入れ替えをすることができます。

一条工務店のロスガード90の特徴を紹介!

一条工務店_ロスガード_特徴

一条工務店のロスガード90の特徴として、

  • 熱交換型の換気システムを採用している
  • 世界最高レベルの温度交換効率で省エネを実現
  • 冬場の暖房費が約3分の1に抑えることができる
  • 快適な湿度をキープしてくれる
  • 花粉を99%カットしてくれる

以上のようなことが挙げられます。

それぞれについて詳しく紹介します。

熱交換型の換気システムを採用している

一条工務店のロスガードは“熱交換型”の換気システムです。

一般的な自然換気だと、空気とともに室内の熱を排気したり、逆に外気温のまま外の空気を取り入れてしまうため、断熱の効果や暖房(冷房)効率が下がってしまいます。

それに対して熱交換型は、新鮮な外の空気を室温に近づけて取り込んでくれるので、室温を損なうことなく空気の入れ替えを可能にしています。

一条工務店_ロスガード_隣接

仕組みとしては、上の図のように給気と排気の管を隣接させることで温度を交換している感じですね。

一条工務店のロスガードは快適に過ごせるように熱交換型の換気システムを採用しているのです。

世界最高レベルの温度交換効率で省エネを実現

一条工務店_ロスガード_熱交換率

一条工務店のロスガード90は、温度交換効率が90%と世界最高レベルを誇っています。

この温度交換効率とは、排気によって排出されてしまう室温をどれだけ室内に戻すことができるのかという回収率を示したものです。

つまり、冷暖房で保たれている快適な室温をほぼ損なわずに家中の空気を入れ替えていることになります。

この90%を誇る高い温度交換効率によって、省エネが実現しています。

冬場の暖房費が約3分の1に抑えることができる

一条工務店_ロスガード_省エネ

「実際どれくらいお得になるのか?」、数値が気になりますよね。
そこで一条工務店はある検証をしています。

温度交換のない一般的な換気システムの場合、ワンシーズンの暖房費は約58,000円必要になります。

しかし温度交換をして室内の温度をほぼ一定に保ってくれるロスガード90だと、ワンシーズン約19,000円で抑えられるのです!

約3分の1、金額で言うと約39,000円もオトクになるということですね。

快適な湿度をキープしてくれる

一条工務店_ロスガード_湿度調節

一条工務店のロスガード90は、温度交換をしてくれる熱交換型の機能だけでなく、湿度交換の機能も備わっています。

湿度の高い空気と低い空気を混ぜて外から入る湿気を軽減してくれるものです。

気をつけたいのが、湿度交換機能は“除湿”や“加湿”の機能ではないということ。

あくまで調湿機能であり、家の中で下げた湿度をできるだけ保ってくれる仕組みです。

なお、さらぽかを採用している家の場合は“デシカント機能”と呼ばれる機能がついています。

デシカント機能は、夏は除湿機として室内の湿度を下げ(除湿)、冬は乾燥しないように室内の湿度を維持することができる(保湿)空調システムです。

このように一条工務店のロスガードは調湿機能によって快適な湿度を保ってくれます。

花粉を99%カットしてくれる

一条工務店_ロスガード_フィルター

一条工務店のロスガード90は、パワフルに換気を行ってくれます。

そのため、花粉などの微粒子をブロックしてくれる目の細かい高性能フィルターを使用することが可能です。

ロスガードに使えるフィルターは以下の2つ

  • 高性能給気フィルター
  • 高性能給気フィルター(PM2.5対応)

なお、PM2.5に対応にしたフィルターの場合、

花粉 99%
カビの胞子 99%
黄砂 99%
PM2.5 95%

以上の花粉や微粒子に対する高ブロックが実現しています。

ただし目が細かい分、こまめなフィルター交換が必要になるので気をつけましょう!

一条工務店のロスガード90のメンテナンスのタイミングっていつ?

一条工務店_ロスガード_タイミング

一条工務店のロスガードの日頃のお手入れは2〜3ヶ月に1回程度、掃除機で汚れを吸い取るといったことです。

また、掃除機でフィルターの掃除を何回かしていると、表面が毛羽立ってくるのでそうなった場合は交換のサイン。

また、ロスガードのリモコンの給気ランプが点灯した場合も同じく交換のサインです。

一条工務店のロスガード90で気をつけたいことを紹介!

一条工務店_ロスガード_気をつけたいことも

一条工務店のロスガード90では、設置にあたって気をつけなければいけないことがあります。

それは、

  • 部屋の匂いが換気されにくい
  • 定期的にフィルターや防虫ネットの交換が必要
  • 24時間、365日運転(フィルター交換時以外)
  • 設置場所が限られている

ということ。

全熱交換型の場合、匂いがこもりやすい傾向があります。

かとうさん
かとうさん

実際我が家も魚料理など匂いのキツイ料理をした場合は割と匂いが残ります・・・。

また定期的にフィルターを掃除したり、防虫ネットの交換の必要があるということも気をつけておきましょう!

うっかり忘れてしまいそうになるのですが快適に過ごせる分、メンテナンスはきっちりしておくのがオススメ。

防虫ネットは生きた虫が入っている場合があるので、虫の苦手な方は平気な方に任せましょう。

設置場所の制限についてはこれから紹介していきます。

一条工務店のロスガード90は設置場所に制限がある!

一条工務店_ロスガード_制限

一条工務店のロスガード90は、設置場所に制限があります。

  • 1マス(91cm×91cm)分の設置場所が必要
  • 外気と接続できるよう外壁に隣接していなければいけない
  • 2階に設置(2階建ての場合)
  • 各部屋の掃き出し口から14マス以内

以上のような条件が必要になります。

「意外とたくさんありそう」と思う方もいるかもしれませんが、実際該当する場所は少ないのでビックリされるかもしれません。

かとうさん
かとうさん

我が家は、ウォークインクローゼット内に設置しています!

ものが沢山あるので狭い空間の中で防虫ネットを変えなければいけないのでハラハラします。

場所が選べる方はウォークインクローゼットは避ける方が無難です。

一条工務店のロスガード90についてのまとめ

この記事では一条工務店のロスガード90について紹介しました。

設置場所が限られていたりメンテナンスが必要であったりしますが、ロスガードは快適な一条ライフには欠かせない機能です!

参考になると幸いです。

写真は、一条工務店からお借りしています。

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