一生に一度の方がほとんどの”家づくり”。
これからずっと住んでいくとなると、健康面や快適性などが気になるところ。
そんな方にピッタリなのがZEHと呼ばれる住宅です。
簡単に言うと省エネで健康面にも良く、快適に過ごせる住宅です。
良く広告などでZEHという言葉を目にしますよね。
私は最初、以下のような考えでした。
そんな機能性、家に必要なのかな？
しかし、実際ZEH住宅に住むと「夏も冬も快適で過ごしやすくて良いな」と思っています。
そこで今回の記事ではゼロエネルギーハウス（ZEH）のメリットやデメリットを紹介します。
今なら毎月先着で家づくりの冊子をプレゼント。
ゼロエネルギーハウス（ZEH）とは？
ZEH（ゼロエネルギーハウス）は、ネット・エネルギー・ハウスの略称。
どういった住宅かを簡潔に言うと「使うエネルギー≦創るエネルギー」である住宅のことを指します。
具体的に言うと、太陽光発電などでエネルギーを作り、日々の生活に必須な空調・給湯・照明や換気などにかかるエネルギー消費量ゼロを目指す住宅のこと。
ZEHには、以下のような設備が揃っています。
- 太陽光発電
- 高断熱
- 電気代を抑える設備(LED照明やエコキュート)
- HEMS（ヘムス）と呼ばれる住宅内の消費エネルギーと太陽光発電等で創るエネルギーを確認できる設備
このように「断熱・省エネ・創エネ」を組み合わせているため、ZEHの家は快適です。
さらに断熱性能が優れていると家の中の温度差が小さくなります。
そうすることで以下のような良いことが。
- 体の負担を減らして健康に過ごしやすくなる
- 結露やカビの発生を減らすことができる
このゼロエネルギーハウスは2020年までには新築の一戸建てには標準化、2030年にはすべての新築でZEHの採用を目指しています。
そのため、ZEHが当たり前になりつつある時代へと変化しているのです。
ゼロエネルギーハウス（ZEH）のデメリットを4つ紹介！
- 通常の住宅より初期費用が高くなる
- 発電量は天候によって変わるので注意
- 売電価格が年々低下している
- 設備のメンテナンス費用が高くなる可能性がある
以上の4つのデメリットが挙げられます。
通常の住宅より初期費用が高くなる
ZEHは太陽光発電システムや蓄電池などさまざまな設備がかかってくるため、ZEHでない家と比べると初期費用が300万円ほど高くなると言われています。
太陽光パネルを何KW搭載するかによっても変動しますが・・・。
しかし、補助金制度などもあるので初期費用を多少抑えることは可能です。
10年前後で初期費用を回収できると営業の方から教えていただいたので、長い目で見るとお得になってきます。
発電量は天候によって変わるので注意
太陽光発電はその日の天気によって発電量がかなり異なってきます。
我が家も曇りや雨のときは極端に少ない、もしくは0のときも。
梅雨の時期や雪が降ったりすると当然発電量も変わります。
ZEHだからとすべてのエネルギーが太陽光でまかなえない日もあるので要注意です。
売電価格が年々低下している
太陽光発電は使わなかった電気を発電した場合は売電をすることが可能です。
耐容能のメリットともいえるこの売電ですが、売電価格は年々減少の傾向にあります。
2009年時点で1kWhあたり48円だったものが、2020年時点で1kWhあたり21円となっております。
2021年は更に下がるのではないかと言われています。
そのため売電に関しては大きな期待をしない方が良いです。
設備のメンテナンス費用が高くなる可能性がある
ゼロエネルギーハウスでは、省エネなエアコンやエコキュート、太陽光パネルなどといった高性能な設備が必要になります。
高性能だからといって壊れにくくはなっているかもしれませんが、故障しないと言うわけではありません。
そのため、故障した場合のメンテナンス費用は高くなりがち。
その点はしっかりとおさえておくひつようがあります。
ゼロエネルギーハウス（ZEH）のメリットを4つ紹介！
- 電気代を削減できる
- 健康で快適に過ごせる
- 災害の際に太陽光が使える
- 補助金制度がある
以上の4つのメリットが挙げられます。
電気代を削減できる
ZEHは「断熱・省エネ・創エネ」を組み合わせてエネルギー消費量をゼロを目指す住宅です。
ですので、普段家庭で消費するエネルギーよりも発電量が多ければ売電することも可能です。
売電することで副収入になるといったメリットがあります。
健康で快適に過ごせる
ZEHの基準のなかには家の断熱性が大切です。むしろ断熱がなければゼロエネルギーハウスとは言えません。
断熱性が高いということは、以下のようなメリットがあるということです。
- 住宅の隙間が少ない
- エアコンやクーラーが効きやすい
- 家の中の温度差が小さい
ですので、この部屋は寒くて他の部屋は暖かいという状態には比較的なりにくいと言えます。
具体的にはリビングは暖かいけれど、お風呂やトイレなどは寒いといったことにはなりにくいということです。
そうすることでヒートショックを防ぐことができます。
ヒートショックを防ぎつつ省エネを叶えることで健康に快適に過ごすことができます。
災害の際に太陽光が使える
ZEH住宅は災害の際に役立ちます。
例えば、自然災害などで電気の供給が止まった場合などです。
通常、オール電化だと停電してしまうと電気が使えないだけでなく、料理（IHやティファールなど）やお風呂も使えません。
しかしZEH住宅は太陽光発電がついています。
そのため、停電時でも太陽さえあれば電気を作ることが可能です。
また蓄電池は必須ではありませんが採用すると、作った電気を溜めておくことができるので太陽光発電がされない夜の時間帯も使うことができます。
ですので災害時や停電時には非常に心強い味方となります。
我が家は今のところ、蓄電池の採用はしていません。売電が終了してから採用する予定！
補助金制度がある
ゼロエネルギーハウスにすることで補助金をもらうことができます。
住宅で使用するエネルギーを少なくし、地球温暖化を少しでも食い止めるために国がZEHを進めているのです。
ですので、補助金制度というものが存在します。
もちろん、申請対象やスケジュールなどを確認した上での手続きが必要です。
なお、2020年では一戸あたり60万の支給額となっています。
正直、いつまで補助金制度があるかは分かりません。
2030年にはすべての新築でZEHの採用する方向で進められています。
そのため、迷っているのであれば補助金がもらえるうちに建ててしまうのもお得建てる一つの方法です。
>>ZEH住宅のカタログを一括請求する【無料】
ゼロエネルギーハウス（ZEH）を建てれるメーカーを探す方法【超簡単】
ゼロエネルギーハウスを建てようとすると、ハウスメーカーや工務店は限られてきます。
正直、一つ一つ対応しているメーカーを探すのは大変ですよね。
とくに仕事や育児家事に追われて時間がない人は「ZEH建てれるメーカーをすぐ知りたい」と思いますよね。
そんなときに役立つのがタウンライフ家づくり（ZEH特集）。
この無料サービスを使うと、それぞれの地域でゼロエネルギーハウスを建てれるメーカーを一発&一括で見つけることができます。
また、気になるメーカーは一括で資料請求ができるので何度も個人情報を入力する必要もありません。
完全無料で利用することができるので、ZEH住宅を検討している人はタウンライフ家づくり（ZEH特集）を使わない手はありません。
ゼロエネルギーハウス（ZEH）についてのまとめ
ZEH住宅は現在、どんどん増加しています。
将来的には「ZEHでない住宅は古い」という認識になるのも遠い未来ではありません。
通常の家よりはお金がかかりますが現状では補助金制度も利用できるので、家を検討している人はZEHを視野にいれるべき。
我が家の場合、健康面も気にしつつ省エネ・快適に過ごせるので後悔していません。むしろZEHの恩恵を受けています。
ぜひ、家づくりに役立てて下さいね。
今なら毎月先着で家づくりの冊子をプレゼント。
にほんブログ村
コメント