一条工務店のタッチレス水栓にはLIXILのナビッシュというタイプがあります。
タッチレス水栓はオプションになるのですが手をかざすだけでお水を出したり止めたりできます。
洗い物のときや料理中などにとても便利ですよね!

節水にも繋がって、我が家でも大活躍です!
今回は、LIXILのナビッシュの種類とエコセンサーなしでも我が家が満足している理由について紹介します。
タッチレス水栓とは
タッチレス水栓とは、手をかざすだけで吐水や止水ができる水栓のことです。
吐水口先端にセンサーがついており、センサーが反応することで吐水や止水ができる仕組みになっています。
濡れた手で水栓を触らずに済むので、水栓部分を清潔に保つことができます。
一条工務店でタッチレス水栓を採用する場合
一条工務店の標準仕様のキッチン水栓は、水栓部分を手動で動かすタイプのものになっているためタッチレスへ変更する場合、追加オプション扱いになります。
タッチレス水栓の価格から標準仕様の水栓の価格を引いた差額分を支払う形となります。
一条工務店で採用できるタッチレス水栓
一条工務店で採用できるタッチレス水栓は、LIXILのナビッシュという種類のものを選ぶことができます。
LIXILのナビッシュは大きく分けて3種類。
- 浄水器ビルトイン型+エコセンサー機能が付いているタイプ
- 浄水器ビルトイン型なし+エコセンサー機能がついているタイプ
- 浄水器ビルトイン型なし+エコセンサー機能もついていないタイプ
の3種類に分けることができます。
それぞれについて解説していきます。
ナビッシュ(浄水器ビルトイン型+エコセンサーあり)
エコセンサー付きのナビッシュにビルトインの浄水機能のついたもので、
B6タイプ
A6タイプ
A10タイプ
の3タイプがあります。
こちらの浄水器ビルトイン型のものは、ナビッシュの中で一番ランクの高いものになります。
ナビッシュ(浄水器ビルトイン型なし+エコセンサー付き)
浄水機能はなく、エコセンサー機能のついているタイプです。
タッチレスで温水と冷水を切り替えることができます。
A9タイプ
A7タイプ
B7タイプ
の3タイプがあります。
浄水器ビルトイン型なし+エコセンサーなしのものとの主な違いとしては、エコセンサー機能が搭載されているか、されていないかの違いです。
ナビッシュ(浄水器ビルトイン型なし+エコセンサーなし)
浄水機能もエコセンサー機能もない、基本的な機能のみが搭載されているタイプのものです。
B8タイプ
A5タイプ
B5タイプ
の3種類があります。
エコセンサーがついていないので、温水と冷水を切り替える時のみレバーで切り替える必要があります。
一条工務店のオプションとして紙に記載されているのはB5タイプですが、どのタイプのLIXILのナビッシュも採用することができるようになっています。
なお、一条工務店で建築する場合、差額のみが請求されるのでB5タイプに関しては13,100円で採用することができます。
一条工務店のナビッシュB5でも充分!エコセンサーなしのタッチレス水栓でも便利な点
エコセンサーなしのタッチレスでも便利な点として
- 自動で水を止めたり出したりできる
- ホースが伸びるのでシンクの掃除が楽
- デザインがおしゃれ
- 先端タッチレススイッチ+スポット微細シャワーで約24%の節水効果がある
といったことが挙げられます。
自動で水を止めたり出したりできる
ナビッシュB5自体も手をかざすだけで水を出したり止めたりすることができます。
B5タイプの場合、お湯と水を切り替えるときにタッチレスで行うことができないのですが、私は不便と感じたことがありません。
「不便って声も多いのに、なんで?」と思う方もいるかもしれません。
なぜなら、我が家では水で洗うものは一気に水で洗い、お湯で洗うものはお湯で一気に洗うからです。
お湯で洗うものとなると我が家の場合、基本的には油物です。
お湯を使うものは最後に洗うので手が濡れている状態で水栓さわることはあっても手が汚れた状態で触ることはほとんどありません。
以上の理由から我が家は、一条工務店のオプションであるエコセンサーなしのタイプでも不便なく使えています。
ホースが伸びるのでシンクの掃除が楽
ホースが伸びるので、ハンドシャワーになり、シンクにゴミがついたときや夜のキッチンリセットの際にシンクの掃除がとても楽です。
ヘッドが伸びないタイプだったり、短すぎるものだとシンクを掃除するときに変に水が飛び散りやすかったり、洗いにくかったりといった使いづらさがありました。
しかしナビッシュの場合、ホースが程よい長さまで伸びてくれるので、新居に住みだしてからシンクのお掃除が格段にしやすくなっています。
デザインがおしゃれ
LIXILのナビッシュはデザイン性の高さが人気の秘密の一つのでもあります。
曲線のような丸みを帯びているデザインで、一条工務店の標準仕様の角ばったデザインのものよりスタイリッシュな印象が強いです。
ナビッシュ水栓に変えるだけでもキッチンやシンクの印象がおしゃれになります。
先端タッチレススイッチ+スポット微細シャワーで約24%の節水効果がある
出典:LIXIL
- 吐水口先端にある“先端タッチレススイッチ”
- 先が細く密度の高いシャワーで水ハネを軽減してくれる“スポット微細シャワー”
以上の2つの働きによって約24%の節水・省エネ効果が期待できます。
洗い物中にこまめに水を止めたり出したりすることができるので、水を出しっぱなしにして洗う頻度がぐんと減ります。
さらに密度の高いシャワーで洗うことで洗剤や汚れを落としやすくなるので、結果、節水へと繋がります。
ナビッシュで気をつけたい点
ナビッシュを採用する場合、一つ気をつけなければいけないことがあります。
それは、停電時には吐水ができなくなるということ。
では停電時は水の吐水・止水ができないのかというと、そうではありません。
それでは詳しく解説していきます。
停電時には吐水できない
基本的なナビッシュは停電時には吐水することができないので要注意です。
停電時にはセンサーが反応しません。
その場合は電磁弁部分の手動弁を開けることでレバーの操作のみで吐水、止水できる様になります。
方法は公式ホームページをご覧下さい。
注意事項や詳しいやり方が分かりやすく説明されています。
日本は台風や大雨、地震が多いのでこの緊急時の使い方を覚えておくと役立つと思います。
また、タッチレス水栓は電磁弁で制御しているので通常の水栓よりも故障の確率があがる可能性もあります。
乾電池式のタイプなら停電時も使える
ナビッシュには、電源なしの乾電池式の種類もあります(B6、B5タイプ)。
B6タイプ
B5タイプ
アルカリ乾電池単1形2本で電池寿命は約1年持つとのことですが、使用頻度や環境によって変動します。
この仕様を採用すると、停電時にも何の操作も必要なく、水栓を使用することができます。
従来の水栓から自分で取り替えることも可能
これは新築の際には使えない技だと思いますが、タッチレス水栓をネットで購入して、自身で現在の水栓と交換することも可能です。
元々ついていた水栓の取り外しが難しく、取り付けに関しては施工説明書を見ると割と簡単にできるといった声が多いです。
自身で取り替えする場合、
- ネットで購入する分、安く手に入る
- 自身でする場合は工賃が必要がない
といったメリットがあります。
できそうな方はチャレンジしてみましょう!
一条工務店のタッチレス水栓まとめ
一条工務店のタッチレス水栓のナビッシュについて紹介しました。
我が家の場合、ナビッシュB5タイプでもストレスなく使用できています。
一条工務店でない場合でもナビッシュを取り入れることはできるので、参考になれば幸いです。
写真はリクシルのホームページからお借りしています。
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