一条工務店でトイレの床を決める際、水回りなので床選びは慎重に行いたいところです。
掃除が大変なのは嫌!
見た目がおしゃれなものが良い!
など人によって重視するものは違います。
そこで、この記事ではクッションフロアとフローリングのメリットやデメリット、選ぶポイントについて詳しく紹介します。
まず、クッションフロアとフローリングとは?
一条工務店のトイレではクッションフロアとフローリングのどちらかを選択できるようになっています。
クッションフロアとは?
クッションフロアは、クッション性に優れた床材で床板の上に貼り付けられています。
水回りの床によく使用されるタイプの素材です。
塩化ビニールが主材料で、水を弾くといった特徴を持っています。
フローリングとは?
リビングや洋室、廊下などに使用される床と同じ木材タイプの床材です。
こちらはクッションフロアとは異なり、水の染み込みを完全に防止することができないといった特徴があります。
一条工務店のトイレの床〜クッションフロア編〜
クッションフロアのメリットやデメリットをそれぞれ紹介していきます。
トイレの床で採用するクッションフロアのメリット4つ
水に強い
クッションフロアは主に塩化ビニールでできているため表面に防水性があり、水に強い性質を持っています。
トイレの場合、手洗いなどのふとした瞬間に水滴が落ちたりしやすいものです。
それに気付かず、放置をしてしまっても表面が劣化することはありません。
染み込むことがないため、自然乾燥でいつの間にか水滴はなくなってしまいます。
ただし、濡れてるのを知ってて放置するのはやめましょう!
気付いた場合は拭きましょう。
柔らかくて防音性がある
クッションフロアはクッション性があるため、素材が柔らかいです。
そのため衝撃を和らげるため足音が響きにくく、防音性に優れています。
臭いや汚れに強く、掃除がしやすい
クッションフロアは水に強いと紹介しましたが、アンモニアや洗剤によるシミもできにくい素材です。
男性のいるご家庭だとどうしても尿ハネが起こってしまいます。
しかし、クッションフロアは汚れが水拭きだけで落とせるだけでなく、匂いも付きにくいのでトイレの床には最適です。
また、フローリングのように目地がないので掃除もしやすいです。
ただし「汚れにくいから!」と汚れをあまりにも放置しておくと中に染み込んでしまう場合があるので、気づいたら拭き取るようにしてくださいね!
メンテナンスが安く済む
クッションフロアはフローリングに比べ張替えが簡単で安く済む傾向があります。
というのはクッションフロア自体、手頃な価格帯のものが多いからです。
また、器用な方だとDIYで張り替えてしまう方も。
施工自体にそこまで金額がかからないのとリフォームの費用を抑えることができるのもメリットの一つです。
一条工務店のクッションフロアは更に機能的なタイプを採用している!
一条工務店で採用するクッションフロアは東リのCFシート-Pです。
販売されて40年以上の歴史があります。
またシートの厚みもあるため、
- 衝撃吸収性
- 保温効果
も期待できます。
一条工務店では床暖があるため、この東リのクッションフロアの良さを最大限に発揮してくれます。
トイレの床で採用するクッションフロアのデメリット3つ
高級感がない
クッショフロアは塩化ビニールの床材なので高級感の出にくいプリント素材になっています。
ですので、デザインを重視する方からは安っぽく見えたりする場合も。
重いものが弱点
クッションフロアは素材が柔らかいので重いものを乗せると跡が付きます。
長時間載せると床が凹んでしまい、元に戻すのは張替えが以外方法がありません。
また、重いものをそのまま引きずるとクッションフロアが破れてしまうことも。
経年劣化が早い
クッションフロアはフローリングに比べ、経年劣化しやすい特徴があります。
クッション性がある分耐久性はあまりなく、5~10年で張り替えなければいけません。
クッションフロアを採用する際、経年劣化がある分定期的な張替えが必要になるということを覚えておきましょう。
クッションフロアの総合評価
水に対しての強さ | ★★★★☆ |
汚れのつきにくさ | ★★★☆☆ |
臭いのつきにくさ | ★★★★☆ |
掃除のしやすさ | ★★★★★ |
デザインの統一性 | ★★☆☆☆ |
一条工務店のトイレの床〜フローリング編〜
トイレの床でフローリングを採用するメリット2つ
統一感を出しやすい
他のリビングや廊下などと同じ材質の床を使用するため、全体に統一感を出しやすいといったメリットがあります。
安っぽく見えない
床材の種類によっては安っぽく見えることがありません。
他の部屋との調和が取れるため、比較的高級感を演出しやすくなります。
トイレの床でフローリングを採用するデメリット2つ
水に弱い
フローリングは水に弱く、腐食しやすいといったデメリットがあります。
さらに水やアンモニア、洗剤を木材が吸収すると黒ずんだシミになったり、腐ったり剥がれてしまいます。
ですので、
- 掃除時に水滴を残さない
- 手洗いの水ハネや尿ハネといった水滴を残さない
というように水分に対して細心の注意を払う必要があります。
そのまま残してしまうと、表面の劣化になるので気をつけましょう。
木目に汚れが入りやすく、掃除しにくい
トイレにフローリングを採用すると木目に汚れが入り込んでしまう恐れがあります。
また、フローリングの隙間に水分が入ってしまうと拭き残しの原因にもなるので掃除を行いにくいです。
こまめな方だと隙間を丁寧に拭く方もいるかもしれませんが、ママや主婦にとって時間がかかることはできるだけ避けたいものです。
フローリングの総合評価
水に対しての強さ | ☆☆☆☆☆ |
汚れのつきにくさ | ☆☆☆☆☆ |
臭いのつきにくさ | ★☆☆☆☆ |
掃除のしやすさ | ★☆☆☆☆ |
デザインの統一性 | ★★★★★ |
トイレの床材にフローリングを採用したい場合は、何か策を講じるようにする必要があります。
トイレの床を選ぶポイントや対策
クッションフロア、フローリングそれぞれの床材のメリットやデメリットを紹介しましたが、
結局床材を選ぶポイントってどこを重視すべきなの?
と思う方や
機能性を重視したいけどやっぱりフローリングが良い!
という方もいますよね。
そんな迷っている方のためにトイレの床材の選ぶポイントや対策を紹介します。
とにかく機能性を重視する方
「とにかく機能性や掃除のしやすさを重視したい!」というタイプの方は以下の4点に気をつけて選ぶようにしましょう。
- 水に強い素材を選ぶ
- アンモニアや洗剤に強い素材を選ぶ
- 臭いの付きにくい素材を選ぶ
- 掃除のしやすい素材を選ぶ
結論:クッションフロアを採用する
デザイン性を重視するけれど、多少の機能性も欲しい方
「デザイン性も重視したいけど、多少の機能性も欲しい!」という方ももちろんいますよね。
そこで、選ぶポイントや対策は以下の2点。
- 統一性のある素材を選ぶ
- どうしても水に弱い性質はカバーしきれないので、フロアコーティングを行う
結論①:クッションフロアを満足できる柄のものにする
もしくは、
結論②:フロアコーティングをしてフローリングを採用する
一条工務店のトイレの床まとめ
今回は水回りで最も迷いやすいトイレの床材について紹介しました。
一条工務店のトイレではクッションフロアとフローリングから選択をすることができます。
しかし水回りの床材選びは、見た目だけ選ぶと失敗しやすいのでしっかりと検討しましょう。
>>マイスターコーティングのフロアコーティング
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