一戸建てはマンションなどの集合住宅と比較をすると空き巣や窃盗に狙われやすい傾向にあります。
そこで大切なのが防犯対策。
せっかく建てたマイホームが泥棒に狙われたり、侵入時に窓などを壊されて修理費用が高いから直せないといったことがないようにしたいですよね。
そこで本記事では、一条工務店の防犯警報装置のメリットやデメリット、おこなうべき防犯対策について紹介します。
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一条工務店では標準仕様で防犯機能が付いている
一条工務店のアイスマートではオプションなしで以下の防犯機能が施されています。
- 防犯警報装置
- 防犯合わせガラス
- 引き違い窓のサブロック
- 玄関ドアや勝手口のドアガード
- 玄関ドアのサムターン
今回はその中でも防犯警報装置について紹介していきます。
一条工務店の防犯警報装置はどんなもの?
一条工務店の防犯警報装置には親機・子機があります。
それぞれの機能について見ていきましょう。
親機の役割
親機は玄関の壁に付いています。
我が家の場合はシューズボックスの隣です。
親機では以下の設定が可能です。
- ボリューム調節(3段階)
- アラームとテストの切り替え
- 警報のオンオフ
- 警報音を鳴らす箇所(室内のみ・野外のみ・両方)
親機と子機の警報のスイッチをオンにすると、窓が開くと警報音が鳴る仕組みになっています。
警報機は野外にも設置されているので、防犯装置が作動すると家の中と外に警報が鳴るため万が一、窓を開けられても犯行の抑制に繋がります。
子機センサーの役割
防犯警報装置の子機は以下のものです。
- 1階の窓(浴室にはつきません)
- 2階のバルコニーの窓
上記の場所に設置されます。
なお、一階の窓がいくつあっても標準仕様のままです。
ただし防水タイプではないため、浴室には付きません。
子機は各窓ごとにオンオフを設定することが可能です。
センサーのスイッチをオンにすると以下のような緑の明かりが点灯してすぐ消えます。
親機の設定がオンになっていて子機のスイッチもオンになっているとその窓を開けたときに警報音が鳴るという仕組みです。
音量はどれくらい?
防犯警報装置の音量は最大105dB(デシベル)です。
105dBがどれほどの音かというと以下の間くらいの大きさです。
- 100dB・・・地下鉄の構内や電車が通る時のガード下
- 110dB・・・直近での車のクラクション
結構大きいですよね。
なお、音量は3段階から設定することが可能です。
ただし、音が鳴るだけなので中にいる人や近所に異常事態を知らせたり、侵入の抑制になるという程度と考えておきましょう。
一条工務店の防犯警報装置のメリットは3つ
一条工務店の防犯警報装置のメリットは以下の3つが挙げられます。
- 大音量で警報音が鳴るので周囲に異常を知らせることができる
- 標準仕様で防犯警報装置が付いている
- 防犯シールが貼られているので空き巣の抑止力になる
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
大音量で警報音が鳴るので周囲に異常を知らせることができる
子機のセンサーが感知すると大音量で警報音が鳴るので、家の中にいる人や近所に異常を知らせてくれます。
我が家は平屋なのですが、一条工務店の2階建て住んでいる友人は2階にいても警報音が聞こえるとのことでした。
家の中だけに聞こえるだけでなく、近所の方に異常に気付いてもらえるので旅行や外出時も安心です。
標準仕様で防犯警報装置が付いてくる
始めにも書いたのですが一条工務店の場合、標準仕様で防犯警報装置が付いています。
他のハウスメーカーや工務店の場合、侵入を検知するセンサーなどの防犯機能はオプションであるところがほとんど。
ですので、自然と防犯対策ができます。
防犯シールが貼られているので空き巣の抑止力になる
一条工務店の防犯警報装置は、外の機器や各窓に防犯シールが貼られています。
このように「防犯対策がされている家」というのが周囲からも分かるようになっています。
そのため、泥棒などの侵入の抑止力になります。
一条工務店の防犯警報装置のデメリットは3つ
一条工務店の防犯装置のデメリットは以下の3つが挙げられます。
- 乾電池式なので電池切れに気づきにくい
- 浴室には子機センサーが付いていない
- スイッチのオンオフが面倒
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
乾電池式なので電池切れに気づきにくい
各窓についている子機センサーは乾電池式で稼働しています(単四電池×2個)。
そのため、電池が切れても気づきません。
しょっちゅうオンオフしている方は緑のランプで分かるかもしれませんが、それでも気づかない方が多いです。
一条工務店の説明書では一年に一回の電池交換をするように書いています。
入居した時期に変えるようにしたり、年度末に変えるなど忘れないよう期間を決めて電池交換しましょう。
浴室には子機センサーが付いていない
浴室には子機センサーがついていないため、浴室の窓を開けても防犯警報装置は作動しません。
なぜなら、センサーが乾電池式なので防水仕様になっていないからです。
とはいえ、基本的に一階に浴室を設置している家庭がほとんどですよね。
一階すべての窓にセンサーが付いているのに浴室だけついていないとなるとなので、少し不安が残ります。
スイッチのオンオフが面倒
窓や勝手口を開けないお家だとオンオフする機会はほぼありません。
しかしいざ開け閉めをする場合、オンオフの切り替えが必須になります。
オフにしてから窓を開けないと警報音が鳴ってしまうからです。
親機のスイッチがオンでも子機をオフにしているとその窓を開けても警報音はなりません。
住み始めのときや急いでるときはついうっかり忘れて開けそうになるので注意です。
- 窓や勝手口についている子機センサーをオフ
- 鍵のロックと足元のロック(サブロック)を外す
- 窓や勝手口を開ける
- 閉めたらロック&センサーをオンにする
この一連の動作は慣れるまで面倒ですが、防犯対策のためにしっかりと行うようにしなければいけません。
せっかくの防犯警報装置なので上手く活用しましょう。
防犯対策のためにおこなうべきこと【重要】
実際に泥棒に入られないようにするのに役立つのが以下の4つのこと。
- 時間・・・侵入に時間がかかるようにする
- 光・・・家の周りを明るくする
- 音・・・警報機や防犯砂利で周囲に侵入を知らせる
- 地域の目・・・住民同士の連携、不審者への声掛け
このことから我が家は、以下の対策を行っています。
- 出入りのたびに戸締まりを徹底する
- 合鍵は必要分だけしか作らない
- 郵便受けに鍵を入れない
- 人感センサーライトをつける
- 盗難や破損も補償してくれる保険に入る←重要
いくら戸締まりやセンサーなどで対策をしていても泥棒に入られる可能性は0ではありません。
なので泥棒が侵入する際に壊した鍵や窓ガラスの損害、家財を補償してくれる火災保険に入っておくことが大切。
とはいえ、「保険のことがよく分からない・・・」という方も多いはず。
なので、無料で火災保険の相談ができるサービスを利用しましょう。
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一条工務店の防犯警報装置についてまとめ
この記事では一条工務店の防犯警報装置や防犯対策について紹介しました。
標準仕様で防犯警報装置がついている一条工務店ですが、プラスで防犯対策をする必要があります。
特に保険に関しては泥棒に入られてからでは遅いので、事前に考えておくようにしましょう。
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