近年ではリモートワークや在宅ワーカーが増えています。
そのため、これからお家づくりをされる方で書斎を検討している方は多いのではないでしょうか?
しかし、何も考えずに書斎を採用すると失敗や後悔に繋がります。
そこで、書斎がどのようなメリットやデメリットが伴うのかしっかりと把握した上で、間取りとして採用するようにしましょう。
また、デメリットを最大限にカバーする書斎の採用の仕方なども紹介していきます。
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新築時に悩みがちな書斎!どんなスペースで必要性はある?
書斎とは主に仕事や在宅ワーク、趣味などを行う場所として使われている多目的な空間です。
近年では採用する方も多く、リモートワークや在宅ワーク、趣味などの作業をしたい方からのニーズが上がってきています。
私も書斎、採用すれば良かったなぁ・・・と後悔。
新築に書斎を作るメリット
新築に書斎を作るメリットとして、
- プライバシーを大切にすることができる
- 在宅ワークやリモートワークに集中して取り組むことができる
- 作業途中でもおいておくことができ、そのまますぐ再開できる
- 子どもに荒らされない
という4つのことが挙げられます。
その4つのメリットについて詳しく紹介していきます。
プライバシーを大切にすることができる
部屋として独立しているタイプの書斎はプライバシーの確保にとても役立つのです。
誰にも見られることがないので気を使う必要がなく、一人の時間を作りたい方にもオススメ。
特に二世帯住宅の方は距離感が近いので時には息が詰まってしまうこともありますよね。
そこで、独立型の書斎を間取りとして採用することで一人の時間が作ることができ、リフレッシュ空間が手に入ります。
このように書斎(特に独立型)はプライバシーを大切にすることができます。
在宅ワークやリモートワークに集中して取り組むことができる
書斎を取り入れることで在宅ワークやリモートワーク、趣味などに集中して取り組むことができます。
また、書斎があると生活にメリハリが生まれやすく、気持ちのON・ OFFの切り替えも行いやすいです。
特に在宅ワーカーやリモートワークの人は日常も仕事も自宅で過ごすことになるのでついだらけがちに。
そこに書斎があることで、「よし、やるぞ!」という気持ちが生まれやすくなり、物事に集中して取り組めるようになります。
作業途中でもおいておくことができ、そのまますぐ再開できる
ダイニングで作業をしていると、合間で手を止める際はいちいち片付けなければいけないので面倒ですよね。
しかし書斎を採用すると、家事の合間や仕事の休憩時も作業途中のまま置いておくことができるのです。
また子どもの学校や習い事関係など、ついつい失くしてしまいがちな書類の整理も行いやすくなります。
子どもに荒らされない
通常小さい子どもがいると、容易に机に仕事道具などを置いておけませんよね。
子どもに荒らされてデータを消されてしまったり大切な書類がグシャグシャになってしまったりすると大変。
そこで書斎を採用し小さな子どもが入れないようにしておくと、子どもに大切な書類が荒らされることもありません。
新築に書斎を作るデメリット
新築に書斎を作るデメリットとして、
- 結局使わず、デッドスペースになる
- 収納が足りず、もので溢れてしまう
- 家族とのコミュニケーションが減りやすい
- コストが余分にかかってしまう
といった4つのことが挙げられます。
その4つのデメリットについて詳しく紹介していきます。
結局使わず、デッドスペースになる
せっかく書斎を作ったはいいものの、結局書斎に入ることがないなどで使わなかった場合もあります。
- 書斎の個室に入ると子どもが泣いてしまう
- 仕事がはかどらない
- 書斎に行くのが面倒
- 書斎の個室が狭くて使い勝手が悪かった
など理由は様々ではありますが、せっかくスペースを割いて採用したのに使わないとなるとデッドスペースとなり、勿体ないです。
書斎を採用する場合は使える実用的な間取りとして考える必要があります。
収納が足りず、もので溢れてしまう
本や書類などが多く、作業場所にものが溢れてしまうといったこともあります。
他のスペースを広くとってしまい、コンパクトな書斎にした場合に起こりやすい事例です。
本や仕事道具が多い方はブックシェルフなどを予め設けておくことを考えましょう。
家族とのコミュニケーションが減りやすい
書斎に閉じこもる時間が多すぎて、家族間のコミュニケーション不足になってしまうということもよくあります。
男性の場合は特に家事を手伝うことなくこもってしまっていると奥様との喧嘩の原因にも。
個室の書斎の場合周囲と隔離された空間であるので、時間を忘れて没頭してしまうかもしれません。
しかし、没頭しすぎで家族とのコミュニケーション不足に陥らないように充分気をつけましょう。
コストが余分にかかってしまう
個室の書斎を採用するとなると、
- その分の建築費用(内装や照明も含む)
- 光熱費
- 空調機能
などのコストが余分にかかってきます。また、コンパクトな書斎を採用した場合でも同じです。
ですので、書斎を作るということはある程度のコストがかかることを覚えておきましょう!
新築時は家族が作業できる書斎がオススメ
デメリットを最小限に抑えることができる方法があります。
それは、“誰かが単体で使う書斎”ではなく“みんなが使える書斎”を作ること。
- ママや奥様は家計簿をつけたり書き物をする
- パパはPCで仕事
- 子どもは宿題をするスタディスペース
など家族みんなが使える空間にしてしまうのです。
その場合は個室ではなく、
- リビングの空きスペース
- 階段の下
- 廊下
といったオープンな場所に造作机や棚を作るだけで、プチ書斎が出来上がります。
開放的な空間に作りあげることで有効的に使えるだけでなく、無駄になりにくくなります。
「開放的すぎるのはちょっと・・・」という方は袖壁や格子を入れると少し個室感を演出できますよ。
このように間取りをしっかり工夫することで、書斎のデメリットのカバーができます。
そして家族みんなが使える無駄のないスペースになるので、家づくりの際は実用性もしっかりと考えましょう。
新築の際の書斎は必要!家族が作業できる間取りを考えてみよう!
新築の際は書斎が必要ではありますが、家族みんなが使えるような間取りを考えるようにしましょう。
「自身の希望や書斎を入れた間取りを見てみたい」という方は、間取りを無料で作成してくれる無料サービスがあります。
家づくりの想像をしっかりとしたい方は利用してみてください。
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新築時に考えたい書斎の必要性まとめ
今回は書斎のメリットやデメリット、デメリットを回避する書斎の採用方法を中心に紹介しました。
書斎のニーズが上がってきている今だからこそ、後悔や失敗のない間取りに仕上げていきましょう。
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